こんにちは、おがまです。

時計修理の基礎編ということで、

最初は機械式腕時計の基本構造を覚えてもらいます。

「機械式腕時計って難しそう、クォーツ時計の方が簡単じゃないの?」

って思うかもしれませんがそうでもないです。

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腕時計の歴史(懐中時計から)

携帯できる時計の歴史を並べるとこうなります。

細かい歴史は省略。

 

懐中時計(機械 ゼンマイで動く)

手巻き式腕時計(機械 ゼンマイで動く)

自動巻腕時計(機械 ゼンマイで動く)

クォーツ時計(電池で動く)

電波時計(電池で動く)

 

この時計の歴史を見てもわかるとおり、

腕時計は機械式の時計から始まっています。

そのあとに出てきた、クォーツ時計は機械式を進化させたものです。

でも、時計を進化させたと行っても基本構造は同じ。

機械式の時計構造がわかっていればクォーツ時計も簡単に直せるようになりますよ。

ムーブメントの見方

腕時計として通常使用出来る状態の場合。

針や文字盤がついている方が表またはフェイスと呼び、

裏蓋がついている方を裏と呼んでいます。

 

でも、ムーブメントだけの状態にしたときはこの呼び方は逆になります。

 

針や文字盤がつく方を裏

裏蓋の方に来るところ(テンプ側)を表といいます。

 

なぜかわわからない(;´∀`)

表輪列から組み立てるからだと思いますけど、

僕が習ったときは先生から詳しい説明がなかったですね。

そのまま、覚えてね!

ムーブメント裏 針回し

スモールセコンドのムーブメントを使用

懐中時計とかはこのムーブメントが入っています。

 

リューズを1段引くことによって時針や分針を動かせるようになり、

時刻を調整することができます。

 

リューズ1段引きで動く筒車、筒カナ

動画だと切り替わっているところを見せるために何回かパチパチやってますけど、

通常は1回引くだけで大丈夫です。

 

リューズを引くとパチっと部品が切り替わり、歯車がかみ合います。

この状態になると時刻合わせができるようになります。

このままリューズを回すと歯車が回転して分針、時針を動かすことができるというわけです。

金色薄いペラペラしたもの下にあるのが筒車といい、時針を取り付ける場所です。

筒車を外すと筒カナが出てきます。

ここに分針をつけます。

最後に秒針ですが、スモールセコンドの場合は秒針だけ独立してます。

ゼンマイを巻いて時計を動かす

機械式時計の場合はゼンマイを巻き上げて動かします。

ゼンマイを巻いてテンプが動く

リューズを0段にした状態でリューズを回すと歯車が回転し、ゼンマイを巻き上げます。

そうするとテンプが回転して針が動き出します。

 

以上がリューズを引いた時に時計の中でどこが動いているのかという説明でした。